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不動産売却の価格交渉がわからない…売主が失敗しないための全知識と実践法

  1. はじめに|なぜ価格交渉は売主にとって一番難しいのか
  2. 価格交渉がわからない売主が陥りやすい3つの失敗
  3. 不動産価格が決まる仕組み|相場と査定の違い
  4. 価格交渉を有利に進めるための5つの準備
  5. 仲介業者の言いなりにならないためのチェックポイント
  6. 実例|値下げせずに成約できたケース・失敗したケース
  7. よりそい不動産の価格交渉サポートとは
  8. まとめ|納得できる価格で売るために

1. はじめに|なぜ価格交渉は売主にとって一番難しいのか

不動産を売却する際、多くの売主が悩むのが「価格交渉」です。
広告や内覧は不動産会社に任せられますが、価格の最終判断は売主自身がしなければならないからです。

しかも価格交渉は、数字だけの問題ではありません。
相手の心理、物件の魅力、販売戦略、時期、経済状況など、多くの要素が絡み合います。
そのため「正しい答え」が一つではなく、判断を迷わせるのです。


2. 価格交渉がわからない売主が陥りやすい3つの失敗

(1) 仲介業者の言うままに値下げしてしまう

業者は「この価格なら売れます」と言いますが、それが本当に売主にとってベストなのかは別問題です。
営業成績や販売スピードを優先する業者の場合、早期売却を狙って安く価格設定することがあります。

(2) 値下げを拒みすぎて売れ残る

逆に、相場を無視して高値にこだわると、販売期間が長引きます。
結果的に「売れ残り物件」のレッテルがつき、後から大きく値下げせざるを得ない状況に。

(3) 交渉の根拠がない

「もう少し高く売りたい」と思っても、その理由や根拠を明確に示せなければ、買主や仲介業者を説得できません。


3. 不動産価格が決まる仕組み|相場と査定の違い

不動産価格には「相場」と「査定」があります。

  • 相場:過去の成約事例や周辺の販売状況から導き出される一般的な価格帯
  • 査定:不動産会社が売却想定額を提示するもの。査定額は会社によって異なることが多い

査定額が高いからといって必ずしも高く売れるわけではありません。
相場からかけ離れた価格は、売却期間を延ばし、値下げ交渉の対象になりやすくなります。


4. 価格交渉を有利に進めるための5つの準備

  1. 周辺相場の把握
  2. 売却理由の整理(急いでいるのか、時間をかけられるのか)
  3. 物件の魅力の洗い出し(リフォーム歴、日当たり、駅距離など)
  4. 最低売却価格の設定(この価格以下では売らないライン)
  5. 交渉シミュレーション(想定される買主の要望への対応案)

5. 仲介業者の言いなりにならないためのチェックポイント

  • 値下げの根拠をデータで示してもらう
  • 他の業者の意見と比較する
  • 「早く売る」ことと「高く売る」ことのどちらを優先しているのか確認する
  • 両手仲介(自社で買主も見つける取引)になっていないかチェック

6. 実例|値下げせずに成約できたケース・失敗したケース

成功例

築15年のマンション。仲介業者は「200万円値下げすればすぐ売れる」と提案。
しかし売主はよりそい不動産と相談し、周辺の成約事例を調査。
結果、値下げせずに同価格で成約。理由は「他に競合物件がなかった」ことが判明。

失敗例

土地を相場より15%高く売り出し。半年経って問い合わせゼロ。
値下げしても「売れ残り感」が出てしまい、最終的に相場より安く成約。


7. よりそい不動産の価格交渉サポートとは

よりそい不動産では、売主の立場で価格交渉をサポートします。

  • 複数の仲介業者の意見を比較
  • 成約事例と市場動向から根拠を提示
  • 値下げタイミングの助言
  • 面倒なやり取りを一本化し、売主は必要な判断だけでOK

8. まとめ|納得できる価格で売るために

価格交渉は、情報戦であり心理戦です。
正しい情報と第三者の冷静な視点があれば、売主は有利な判断ができます。
よりそい不動産は、売主様が「納得できる売却」を実現するために、交渉の窓口として伴走します。

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